チョコレートを使ったケーキの中でも人気の高いガトーショコラは、とても濃厚で食べ応えがあって美味しいです。
でも自分で作るとなると失敗してパサパサになったり、うまく膨らまなかったという経験をした人が多いと思います。
ガトーショコラ作りを失敗したという人のために、今回は失敗の原因を知るだけじゃなく、しっとりさせる方法や失敗しないコツについて紹介します。
ガトーショコラをしっとりさせる方法!
パサパサのガトーショコラは美味しくありませんから、しっとりさせる方法を知り、しっとりいた美味しいガトーショコラを作ってみてください。
乾燥させない
ガトーショコラを失敗で多いのは、生地がパサパサしていることではないでしょうか。
生地がパサつく大きな原因は、焼き過ぎて水分が飛ぶことです。
また焼きあがった後に乾燥しすぎるのもパサつく原因になるので、乾燥しないように気を付けた方がいいです。
焼きあがって粗熱が取れたらそのまま放置しないで、ビニール袋にいれるかプラスチップ容器などに入れるようにすると乾燥を防ぐことが出来て、生地のしっとり感も保つことが出来るので試してみてください。
洋酒をかける
この方法はパサパサになってしまったケーキを少しでもしっとりさせる方法ですが、洋酒をかけてから、ガトーショコラにラップをして冷蔵庫で数時間馴染ませてあげるとしっとりさせることが出来ます。
洋酒をかけてラップをしないままでいると、洋酒が蒸発するときに、カーキの水分も一緒に蒸発してパサパサになってしまうので、必ずラップをしてくださいね。
シュガーシロップをしみ込ませる
この方法もパサついたケーキをしっとりさせる方法です。
シュガーシロップは、砂糖と水さえあれば簡単に作ることが出来るので、作ってケーキの表面に塗り、ラップをかけて馴染ませていきます。
馴染ませたら、低温のレンジで30秒~1分チンをすると生地がしっとりして美味しくなります。
シュガーシロップの作り方
・水→100㏄
・砂糖→33g
・お好みでバニラエッセンスをかけてもOK!
全ての材料を小鍋に入れて、煮詰めシロップ状になれば完成!
分量通りに作る
分量通りに作るというのは当たり前のことだと思いますが、中にはカロリーなどを気にして勝手に減らしてしまう人も少なくありません。
でも砂糖やバターを勝手に減らしてしまうことで、しっとり感がなくなり記事がパサついてしまうので、分量通りに作るようにしましょう。
砂糖もバターもしっとりさせるためには必要な物で、砂糖は保水力があるので水分を保つことが出来ますし、バターは油分なので生地をしっとりさせる効果があります。
2つの材料はしっとりさせるためには必需品なので、美味しいガトーショコラを食べたいと思うのであれば、勝手に減らさないようにしてくださいね!
アーモンドプードルを使う
ケーキを作る時にアーモンドプードルを使うと生地がしっとりするので、しっとりさせたいという人は是非使ってみてはいかがでしょう。
アーモンドプードルには油分が含まれているので、入れることで生地がしっとりになります。
失敗しないための気を付けるべきコツとは!
生地がパサパサしてしまう原因はいくつかあるのでそれを知り、失敗しないように注意して作ってみてくださいね。
レシピがよくない
ガトーショコラを作る時にまず皆さんはレシピを検索すると思いますが、簡単に作れるレシピで作りたくなりますよね。
基本的なレシピは小麦粉を使いますが、簡単なレシピだとホットケーキミックスを使うものがあってそれだとパサつきやすくなります。
ホットケーキミックスにはベーキングパウダーが含まれているため生地が膨らみますが、ガトーショコラを作る時には、そのベーキングパウダーが邪魔になっている可能性があるんです。
なので小麦粉を使っているレシピを使うようにしてみてくださいね。
また砂糖やバターが少ないとしっとり感が少なくなってしまう可能性があるので、多めに使っているもののほうがパサつきにくいと思います。
マーガリンを使っている
お菓子作りでは基本的に無塩バターを使うものが多いです。
ですが、無塩バターは値段が高いため、ケーキ用マーガリンを使う人も少なくありません。
ですが、ケーキ用マーガリンはバターとは少し違うのでしっとり感が出づらいので、しっとり感を出したいならバターを使うといいですよ。
保存方法が悪い
分量通りで気を付けながら作ったのに、生地がパサつくという時は保存方法が悪い可能性があります。
粗熱が取れてから、そのまま放置して冷ます人もいれば冷蔵庫に入れて冷やすという人もいると思いますが、保存するときは必ずラップをかけて保存しないと水分が飛んでしまうので、注意しましょう。
ラップをかけて保存するかしないだけで、しっとり感が変わってくるので忘れずにかけてくださいね。
混ぜすぎない
しっとりしない原因の1つに混ぜすぎがあり、小麦粉を入れてから混ぜすぎてしまうと生地が硬くなってしっとり感がなくなってしまいます。
小麦粉は混ぜすぎると粘着力が強くなってしまい、生地が膨らみにくくなるだけじゃなく、完全に冷めた後に硬くなってしまうので、小麦粉を入れた後はゴムベラで練らないようにさっくり混ぜるようにするのがポイントです!
粉っぽさがなくなればそれ以上混ぜる必要はないので、くれぐれも混ぜないように注意してくださいね。
焼き過ぎない
先ほども紹介したので簡単にしか書きませんが、焼き過ぎてしまうと生地の水分が飛ぶのでパサつきが出てしまいます。
大きさによって焼き時間が異なるので何分とは言えませんが、レシピに書いてある時間通りに焼くようにすれば焼き過ぎることはないと思うので、しっかり時間を守って焼くように注意しましょう。
ガトーショコラをしっとりさせる方法!失敗しないためのコツのまとめ
ガトーショコラは濃厚で美味しいですし、自宅でも簡単に作ることが出来ますが、
失敗してしまうことが多いお菓子の1つでもあります。
分量通りに作ったり、保存方法を間違わなければ失敗は少ないと思いますが、
勝手に分量を減らしたり、ラップをかけずに保存してしまうとパサつく原因になります。
しっとりした美味しいガトーショコラを作りたいという人は、上記を参考にして作ってみてくださいね。
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